研究室配属の話
この記事は Iyasaretai Advent Calendar 2024 12月25日分の記事です.
どうして大晦日に書いてるの???
当記事では,大学での研究室配属までの流れについてお話します.
主に,Fediverseで研究室配属を控えた学生の皆さんが参考にする記事が1つでも増えれば良いなと思います(そんな人はとても少ないと思いますが). またそうでない方には「理系の学生さんはどういったカリキュラムなのかな?」という疑問に応えられたら嬉しいです.
研究室配属とは
特に,卒業研究が卒業要件に含まれている場合は,卒業研究が極めて重要になってきます. また,大学院に進学される場合も推薦制度を利用して同じ研究室に入る方や,他大大学院の近しい研究室へ入る方が多いので,この配属がその後を左右する可能性は高いと個人的に思います.
配属までの流れ
私の学科では3年生の10月に配属に関する説明会が開かれたのち,11月に配属希望を提出します. その希望に基づき,12月に 研究室仮配属 が行われます. 仮配属と言いますが,4年の4月時点で卒業研究履修条件を満たしていればそのまま配属されますから,配属先は ほぼ確定 します.
配属は3年生の春学期までの成績に基づき,上位から順に希望した研究室へ配属されます. 希望は第5希望くらいまで出すことができて,もし研究室の枠が余っていれば,再び成績の高い順に配属されていきます. ここでいう成績というのは,成績の平均,すなわちGPAのことです.
GPA
GPAを上げるには,むやみやたらに興味のある科目を取ればよいということもありません. 講義の難易度や成績の評価基準,試験の難易度は多種多様です. 要領の悪い方 は自覚があると思いますので,研究室配属に拘りたいのであれば高評価の取りやすい科目(いわゆる落単?)を優先して履修されるべきでしょう. (そういう私も数学科目の単位を落としたのが結構GPAに響いてしまっています.)
GPA以外で評価される場合がある
学科によっては GPT(成績の合計) を基準に用いているところ(某ienceTokyoなど)があり,そちらでは戦略が変わってくると思います. つまり,こちらのように高評価の取れそうな科目に 絞って 履修するといった作戦は通用しないでしょう. あるいは,指導教官の講義をどれくらい取っているかとか,小論文を提出させて本人がどんな研究に興味があるかで判断されることもあります.
こういった配属基準は入学後に先生やサークルの先輩から伺ったり,入学前の長期休暇に大学のサイトを覗いたりして知っておくと良いですね.
研究室選び
この後は, 卒業研究履修条件 を満たしている前提でお話します. もし卒業研究履修条件を満たしていない場合は配属は 4年生の4月から ということになります.
配属までの流れの説明の中で11月に希望調査がされると書きましたが実際は2回あり,1回目の調査結果が発表される のでそれを参考に2回目の希望を出します. 調査結果は各研究室を第1希望としている人数です.
2回目の本調査で第1希望者数がその研究室の枠を超えている場合は,もう第2希望以降では配属されません. GPAに自信のない場合,もしも希望しているが定員オーバーしそうであれば,諦めるかそのまま変えずに行くかについて考えることになります. どのGPAの層が集まったか,自分が何番目かという情報は知ることができないので,人気イコール入れないということではありません.
また,聞いた話では
- 卒業要件を満たしているのに希望を出し忘れて仮配属されなかった
- 卒業要件を満たしていなくて仮配属されなかった
といったトラブルが過去にあったようなので,締切や単位の履修計画には気を付けたいところです.
人気研究室の傾向
私の学科では希望が比較的バラけたのですが,集中した研究室が3つほどありました. うち1つは比較的研究テーマの自由度が高く,仮配属直後から活動 できるという研究室です. 残り2つはゼミと進捗報告のために週1~2日研究室に来る以外は,特に活動しなくてよいという研究室で,アルバイトや遊びがしやすいところです.
独り言だと思ってもらいたいのですが,恐らく前者はGPAが3.0以上の方々が集まり,後者は満遍なく集まったものと思われます. これはうちの学科の雰囲気をよく表しているかなと感じました.
配属発表
配属が発表されると,顔合わせや教官との面談・テーマ決めなどが待っています. 卒業研究のテーマは,自分の強い希望がなければ先代が行った過去のテーマから選択することができます. 話し合いがベストですが,じゃんけんやくじ引きで決めるところもあるようです.
卒業研究はたったの1年間ですが,3年間の各講義で学んできたことを研究を通してアウトプットできる貴重な機会になります. また,企業や大学院で引き続き研究をされる方にとっては,その第一歩になります.
最後に
ここまで読んでくださった皆さん,ありがとうございました.
ではでは.
